1000 presents
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「おめでとうなんて、言わないよ?
そんなこと言われたって、嬉しくないでしょ」 「あぁ、別に何もいらねぇよ。今更」 「この歳になったら、オレだって、誕生日なんて、一年で一番嫌な日だしね」 「こうして、カカシが来てくれて、カカシの身体をプレゼントしてもらえるだけで十分だって」 「うん、今日は特別サービスしてあげるからね〜! ゲンマの言うこと何でもきいてあげるし、どんなプレイもオッケー!」 ゲンマの隣で、カカシが笑って、パチリとウインクをした。 「お、そいつは、有り難てえな。 んじゃ・・・何にするかなぁ・・・」 腕を組み、う〜ん、う〜んとわざとらしく唸りながら、ゲンマはあれこれと考えてる振りをする。 本当の望みは口に出しては決して言えないことだから。 「よし!決まった!」 「何?何?どうして欲しい?」 「俺を見て、1000回ゲンマって言ってくれ」 「は?どういうプレイよ?」 「意味なんてない」 「どうして、1000回なんだよ?」 「それも、意味はないけど。ま、カカシは1000の技をコピーしたんだからな。 で、1000回ってことでいいんじゃね」 「どうやって、数えるの?」 「んなの、自分で考えろよ」 「え〜面倒くさい、えっちに集中できないじゃん。 絶対に途中でわからなくなるって。 っていうより、1000回言うって相当時間かかりそうだけど? いったい何回するつもりなんだよ!」 「ま、そこが狙いでもある」 「何それ?」 「足掻き苦しむカカシとヤりたい」 「ひっど〜い!どSゲンマ!」 「っていうより、集中できないカカシをイかせたい」 「でもそれじゃ、ゲンマのプレゼントになってないじゃん」 「だから、別に何もいらねぇんだよ。今日ここに来てくれただけでいいんだからさ」 「そお?じゃぁ、始めますか。 ゲンマのお誕生日プレゼント、1000回ゲンマって呼びながらえっちしようー!」 笑いながらそう言って、カカシは穏やかに、ゲンマの瞳を見つめた。 「1回目、 ゲ・ン・マ!」 この後、ゲンマの名前を1000回呼ぶ前に、カカシは散々イかされて、意識を失ってしまった。 気持ち良さそうに眠っているカカシの顔の傷にそっと唇で触れて、ゲンマは囁いた。 「今日のカカシは、いつもより、1000倍可愛いかったぜ。 サンキュ、カカシ。最高の誕生日プレゼントだ」 |
2011/7/17