「先生の最後・・・」 「桜の約束」後書き
今年の春、満開の桜を仰ぎ見ながら、カカシのそれぞれの年代のお花見を妄想してできた「桜の約束」でした。
当初の予定よりも遥かに長くなってしまい、まさか、九尾封印まで書くとは自分でも思っていなかったのですが、自分なりの思いは込められたので満足しています。
今更ではありますが、ここで、後書きのようなものをもうちょっと書いておこうかなと思いまして。
☆初めてのお花見
カカシ7歳で先生18歳!
二人とも可愛い〜><
サクモが亡くなって、一緒に住み始めたというのが四カカ的標準設定だとは思いますが、
とにかく、この頃はまだ自分もお子様な先生がカカシ育てるのに必死というか一生懸命だったって
感じがたまらないですよね!
でも、おにぎり握るのはカカシ!
任務の帰りに班のメンバーと里の中でお花見もしたでしょうけど、
やっぱ、秘密の場所にぴゅ〜んと飛んで行って、二人だけでお花見していたって思ってます。
☆先生の術はすべてカカシに伝授
もう、これは絶対そうだと思っています!
あの劇的な「愛の螺旋丸」見た時も、本当に泣けましたよね!
あぁ、やっぱり、先生は自分の持てる術はすべてカカシに教えたんだろうなって!
そうなると、「飛雷神の術」も「死鬼封尽」もカカシは使えると!
まっ、写輪眼があれば何でもコピれると思いますが、
それでもカカシなら使いこなせるだろうからコピらせた訳で。
もちろん誰にでも教えたってことじゃない。
あとは自来也と三代目位ですよね。きっと。
それにしても、先生はどうやって、死神と契約できたんでしょうかね〜!?
だって、死神ですよ!
あっきぃ的にはですね、この辺妄想するの楽しくってね、
はい、他ジャンルパロになってしまいますが、
死神はキスケさんでお話できてますよ!
いつか、番外編で書きたいと思っています。
先生とキスケさん!金髪美人が二人並ぶと!
おぉぉ〜 いいですよね〜>< 絵になります!
そして、二人共、銀髪仔猫が好みなんてところでも意気投合したとか・・・(笑)
それで、口寄せの契約結んでくれたんだと。えへえへ・・・^^
☆先生の最後・・・
四カカのね。。。
最も切ないところですよね・・・
あぁ、もう、ホント、今まで数え切れない位・・・
何度も何度も号泣したことか・・・
先生がどんな思いでカカシを・・・
って想像しただけで、胸が張り裂けそうになります・・・
涙が溢れて溢れて・・・
でもね、ウチの先生はね・・・
カカシを置いて逝くはずない!
カカシを置いて逝くという選択肢は選ばないと!
最後の最後の一瞬まで生きることを、
帰ってカカシをこの手に抱くことを、
それしか考えてなかったと。
そう思いたいんです。
だから、「死鬼封尽」は命と引き換えにって術ではなく、
はい、あくまでも「想定外」で、
ほんと、ちょっとのことで、失敗してしまっただけなのだと思いたい。
自信満々だったのよ・・・ 先生はね・・・
だから、カカシも側に付かせてたんじゃないかな。
カカシが居た方がさらに成功率上がるから・・・みたいな。
そりゃ、最初から命と引き換えだったら、
絶対にカカシを近くには来させないよね。
自分の最後は見せたくないと思うし。
☆最後の場所・・・
これも、自分なりには、術を掛け終ったら、もうすでに亡くなってたというのはイヤなんですよね・・・
ブン太の背中の上でってのも先生らしいかもですが・・・
木ノ葉病院ってのも可哀想だし。
やっぱり、最後は火影室で!
カカシとの思い出がいっぱい詰まった部屋で最後を迎えさせてあげたかったです。
☆最後の言葉・・・
私なりには最後の言葉にいくまでの流れもこうだったというものがありまして。
「ゆっくり寝かせてね」
「カカシ、ありがとう」
「カカシ、愛してるよ」
これは、先生が自分でも死ぬつもりはなく、
今日はさすがに疲れたからゆっくり寝かせてね、
明日は朝寝坊しても許してね、
ってね・・・
それに、うん、と頷いてくれたカカシに、
ありがとう、愛してると言ったと。 この場合の愛してるは、日頃から、カカシをむぎゅむぎゅして、愛してる〜って、
きっとウザイほど言いまくってるというイメージです。
本当にね、眠るようにお亡くなりになったと思いたいです。
で、先生が自分の死を覚悟してても、
やはりこの3つの言葉だったと思う。
その場合は、
「ゆっくり寝かせてね」は、旅立つ自分を見送って・・・
でも、今度生まれ変わっても、
必ず、また、カカシの元に生まれてくるからね・・・
オレが居なくなっても、オレに心配かけるようなことはしないでね・・・
カカシは生き抜くんだよ・・・
そんな思いが込められてると。
で、カカシのお陰で幸せに生きてこれたことを心から感謝し、
「カカシ ありがとう・・・」 と。
そして、最後の最後は・・・
四カカ的お決まりの言葉かもしれないですが・・・
「カカシ 愛している・・・」
だったと思います!
いろんな四カカ小説を読ませていただきましたが、やはりこれが最も多かったような気がします。
先生がそれまで決して言ったことのない言葉・・・
カカシが一番言って欲しかった言葉・・・
カカシもそれがまさか最後の言葉になってしまうなんて・・・
この言葉がね・・・
カカシの一生を縛っていくことに・・・
それでも、カカシはこの言葉を命に刻んで大事に大事にしていくと思うな。
私のお話では、カカシの耳に残してしまうのは、ちょっと可哀想だったので、
もう声も出せない先生の唇の形だけってことにしましたが・・・
もちろん、声には聞こえなくても、カカシは先生の思いをすべて受け止めたということで・・・
☆ゲンカカ
カカシはね・・・ 先生のところに行きたかったと思う・・・
先生のいない世界で生きていくは、本当に辛かったと・・・
サクモのことがあるから、自らってことは出来ないんだけど、
きっと任務でも凄く無理をして、無謀に突っ込むとか滅茶苦茶な戦いをしてて・・・
任務の中で自然に・・・
って思ってたんだろうなと。
そんなカカシを支えたのはゲンマで。
カカシはゲンマが居なかったら、立ち直れていないでしょうね。
カカシも最初は中々ゲンマに甘えることは出来なかったのに・・・
いつのまにか・・・!?
その辺のさりげないテクがゲンマの最大の魅力でしょ!
心は永遠に先生のもの・・・
それを分かっていながら、カカシを包み込むゲンマは大人なんだな〜と・・・
でも、ちょっと切ない気もしますが・・・
まっ、今のカカシを抱けるのは生きてる自分だけってのが救いになってるかも・・・!?
☆先生は生きている・・・!?
そんなこんなで色々と書いているうちに、
やっぱり叫びたくなってきてしまいましたよ!
ということで。 もう一度。
先生がカカシを置いて逝くはずない!!!
先生は生きている!!!
そうなんです!
先生は生きてますよ〜!
はい!只今極秘任務のため隠れていますがね!
いくつになっても、カカシ命でイチャイチャしています!
四カカは永遠です!!!
後書きというよりただの叫びになっていましましたが・・・
「桜の約束」 拙いお話を最後まで読んでくださった方々に感謝の思いでいっぱいです。
ありがとうございました!
☆ あっきぃ ☆
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2007/7/4