459話 サクラの決意
忍連合軍の権限を受けるというダンゾウに、
「こいつは、“忍の闇”の代名詞が付く男だぞ!」 と、吼える雷影。 ダンゾウの通り名は、“忍の闇”だって! 木ノ葉だけじゃなく、大陸中にその悪名を轟かせているのね! 我が里からは、“暁”は一人も出してないから、ワシがやるっていう雷影。 ミフネのおっさんは、 叩き割られた机を指差し、 アンタはすぐキレルからダメ〜! 風影は若いからダメ〜! 土影はじじぃだからダメ〜! 水影は、“暁”発祥の地だからダメ〜! “暁”が狙っているのは九尾だから、火影が受け持つのが、当然でしょ! てな物言いです。 しかし、そのミフネのおっさんに何か違和感を感じたのが、 霧隠れの青。 いきなり、 「白眼!!」 えええええええ なんで〜!? どうして〜!? テンゾウが言ってたの日向の事件ってこれだったのね。 血継限界ってもの凄い力なのに、奪われて移植されても、 血の涙を飲んで、木ノ葉が許しているのって・・・!? ちょっと信じられないような気もしますが。 戦闘の準備をしておけって、 ひええええ 何が見えるの? と思ったら、 場面は今度は、木ノ葉へと変わり、 材木置き場で、いのが泣いていて・・・ 心配そうなチョウジ。 「泣くな!いの!」と叫ぶキバ。 いのがこれだとサクラやナルトは、大丈夫なのかとシノ。 シカマルに任せようというネジ。 この雰囲気は・・・いったい何事・・・? なんか、もの凄いことがおこったという感じですよね。 サスケが国際指名手配になり、そのことで、五影会談が開催されていることは、分かっているんだろうけど、 ダンゾウが不在なのに、任務が命じられたとか、何か新たな情報が伝えられたとも思えないし。 サイがサクラに話ているのをしっかり聞いて、絶妙のタイミングでテントに入るシカマル。 「オレ達が“暁”を止める そして・・・ サスケを止めるんだ」 え? 「少し遠まわしに話す・・・ よく聞け」 復讐の連鎖について、遠まわしに順に話すシカマル。 聡明なサクラは、すぐにシカマルの言う意味は理解できると思う。 シカマルも分かっているけど、 あえて、遠まわしに話すってところが、シカマルの優しさなんだろうな。 でも、最後は、 「サスケを木ノ葉の手で、処理すべきだとオレは考える」 と、はっきり言い切りましたね・・・ううう この時のシカマルの辛そうな表情がたまりません。 「・・・それより 先は・・・ 何も言わないで・・・」 これが、サクラの承諾の言葉ですね。 言葉として、これ以上聞きたくなかったんだと思う。 サスケのことはさ・・・・ 火の国の、 日の本の国の 「武士道」なんだろうな・・・ それが。 理解できなくはないんだけど、 理論としては、 正しいのかもしれないんだけど。 敵に、無残にされるのなら、 仲間の手で・・・ って気持ちは、わからなくはないんだけどさ・・・ ナルトが、納得するはずがありません。 サクラが説得できるはずもありません。 そして、 サスケが、 あのメンバーにやられるはずもありませんし! その前に、カカシが止めるでしょう! それともあのイタチ兄様のカラスが止めるのか!? 「サスケ、 おまえ、もうカカシさんと一緒に木ノ葉に帰れ! ダンゾウのことは、おまえがやらなくても、 オレが必ずやってやるからな」 とにかく、 サスケは死なない! サスケは木ノ葉に帰ってくる! NARUTOのラストは、 カカシ班、7班の再結成で終わって欲しいな〜 鉄の国の民宿のようなところで、 ごろ寝をしながら、サスケを思うナルト。 ここで、現在のチーム鷹・サスケに繋がって。 「あれ?あいつ どこ行った? 白ゼツが行方不明? ひええええ。 重吾は、まだこんなにちっちゃいんだ〜 トビも黒ゼツと一緒に鉄の国の近くに来ている! 「始めろ」 なんかやってますねえ・・・ そして、青の白眼が見たものは・・・ (うちはシスイの色!!) ええええええええええ ダンゾウの写輪眼は、 な〜んとシスイから移植されたものだったと!!! びっくらこきましたぜ! まさか、ここでシスイが出ていくるとはね! でも、オビトじゃなくてほっとしたけど。 47巻の表紙の裏での、 「ラストに向けての構想も確実に進み・・・」 キッシー発言のように、 いろいろなピーズがひとつずつ、埋まっていくって感じがしましたね。 幕の後ろから飛び出す青。 「その右目・・・ うちはシスイの眼を奪って移植したようですな シスイの瞳術は相手の脳内に入り あたかも己の意志であるかのように 疑似体験させ操る術だった・・・ 操られている事すら気付かない・・・ 瞳術でも最高クラス!」 ってことはですよ、 ミフネのおっさんを操って連合軍のことを言わせたってことですよね。 しかも、ミフネのおっさんは、まるでわからない! 火の国の大名の時も、この術だったんだぁ! あの時の大名の豹変ぶりには、ホント違和感ありまくりだったもんね! シスイの死にイタチも関わっていたとすれば、 シスイの写輪眼をダンゾウに移植したことは、イタチ兄様も知っているってことだよね? 暗部の根があんなダンゾウについているのも、この術があったからなのか? シスイだけのオリジナルな術なのか? イタチ兄様やカカシは使えるのか? 色々妄想は膨らみますね。 「ハロ〜!」 緊迫感漂う会議場の床の真ん中から、 突然、白ゼツが能天気に、にょき〜って現れてきて・・・ 「うちはサスケが侵入してるよ さてどこに隠れているんでしょ〜か?」 さっき、トビと黒ゼツが何かを始めたのがこれだったんでしょうね。 ゼツの行動は、最初から、トビと仕組まれているってことだよね。 計算通りなわけでしょ。 ゼツは、きっと、サスケ潜入の情報を伝えるだけで、 また、す〜っと消えてしまうと思います。 サスケの万華鏡を狙っているんだよね? トビ=マダラは。 ここで、サスケがそう簡単にはやられるはずはないんだけどさ。 マダラの狙いがわからんよ。 潜入がバレて、五影以外にもあの手練れの護衛達がいては、 さすがのサスケも不利だよなぁ。 でも、あのシスイの写輪眼には、何か秘密がありそうだ。 写輪眼に、イタチ兄様が何か仕掛けているとか!? というより、シスイの写輪眼の幻術は、対写輪眼には発動しないようになってるとか? ダンゾウは、それを知らなかったとか。 五影&護衛VSサスケ&チーム鷹 に、いきなりなるのか!? そこに、チーム木ノ葉がやって来て・・・ 益々カオスに!? |
2009/8/14