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ソフトクリーム   5
   

「ねぇ、何だったんだろうね〜
ヒアシさん。あんなにソフトクリーム食べて、食べて、ってね〜?」
「さあな、名門一族の高貴なお方の考えてることなんか、オレ達一般人にはわかんねぇよ」
「今でもあるのかな〜 あのソフトクリームマシーン・・・」
「もう・・・何年だ・・・? えっと、カカシがアカデミーに通ってたんだから・・・
二十五年も前だぞ、さすがにないだろ」
「かぼちゃはどうしてできなかったんだろうね〜?」
「いや、普通に考えても無理だろ」
「そっかな〜? でも、できたら嬉しかったでしょ? ゲンマは」
「カカシの気持ちだけでも、十分嬉しかったよ」
「そっ」
 
ふっと笑って、美味しそうにペロリペロリとソフトクリームを舐めているカカシ。
 
「あっ・・・」
 
ポトッとカカシの太ももの上にソフトクリームが垂れた。
 
「カカシ、お前相変わらず食べんの、ヘタな。
口の回りもいっぱい付いてんぞ〜」
 
ゲンマはニヤリと笑って、カカシの唇の回りに付いていたソフトクリームをちゅっと舐めとった。
 
「もう〜 子どもじゃないんだから」
カカシは顔を真っ赤にして頬を膨らませた。
「ほらほら、早くしないと垂れてくるって」
「うわ〜」
カカシが慌ててコーンの下に吸い付く。
「何で一緒に買ってきたのに〜 オレのばっか溶けるのよ〜?」
「カカシは食うのが遅いんだよ」
ゲンマはもうとっくに食べ終えていた。
 
ゲンマはからかいながら、また、カカシの唇にちゅっと触れた。

「いやぁ〜ん、食べられないじゃん」
「う〜ん、こっちの方も食べたくなっちゃったな」
「えっ? ちょっと? 待ってよ・・・」
ゲンマの口づけが段々と深くなっていく。
「ふっ・・・ ゲンマァ・・・ 食べ終わってからにしようよぉ・・・」
「ん、両方一緒にいただく・・・」
「何? それ・・・?」
 
ゲンマは素早くカカシのソフトクリームを奪い取り、そして、器用にベストを脱がしていった。
 
「えっ? ここで?」
「向こうがいい?」
「うん・・・」
 
ゲンマはさっとカカシを抱き上げ寝室に移動した。
カカシをベッドに横たえて、すっとアンダーを捲くり上げた。
 
「あ〜あ・・・」
 
ゲンマが悪戯っ子のように口の端を上げてニヤリと笑う。
ここまできたら、カカシも諦めてゲンマのなすがままだ。
この後、何をされるのかも、だいたい予想がついた。
 

                                                                                 2008/8/24

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