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427話   再会

   

木ノ葉丸が投げたクナイが当たって、
地獄道ペインはエビスを離してしまう。

「木ノ葉丸くん!
どうして逃げなかったのです!?
あなたはいずれ火影になられる器を持っている!」

そうなんですね?
エリート教師が言うのですから、
やっぱ猿飛の血は凄いのかな?

ナルトと約束したから、
逃げ道は選ばないと。
どんな術をしかけるのか楽しみです。

妙木山のナルト。
動きながら仙人モードになる修行が続けられている。
フカサクの方がへばっているようです。
気合満々のナルトに、“動くな”が基本の自然エネルギーを走りながら集めるということは、
右を見ながら左も見ろと言っているようなものと言う。
ナルトはその言葉を聞いて、カカシとの修行を思い出したのでしょう。
「あーっ!」
何か閃いたみたい。
性質変化の修行の時のように、やっぱ多重影分身をうまく使うってことなのかな?
フカサクと融合出来ないのなら、多重影分身で、一人が動いていても、
一人が動かないで自然エネルギーを取り入れるってこと?
何かピンとこないんだけど・・・


綱手のアップ!
驚きの表情が歪みます・・・
何なんだ・・・この顔の意味は・・・
綱手は何を感じたのか・・・?
暗部も綱手の異変に気がつき、声をかける。
もの凄い集中力で術をかけているのに、
声をかけたのだから、よっぽど綱手に何かあったのかと感じたってことですよね・・・
むむむ・・・ちょっと嫌な予感・・・?

そして、わ〜い!わ〜い!
カカシのところにカツユがやっとご到着ですよ!!!

「里の者達の
ほぼ全てにカツユが付いた・・・」

いきなり、ガゴっと火影屋敷の大きな柱を
ぶっ壊してしまいましたよ!
大きな怒りをぶちまけるかのように・・・

そこに、チョウジが到着。
天道ペインの特徴と能力を報告。
引力と斥力のような術を使うこと、
その術を使用した場合の次の術へのインターバルは5秒と。

暗部が「たった5秒か・・・」と。
その5秒に出来ることを考えているのか。

綱手が「これで犠牲が随分と減る」と言ったのは、カツユを通して、この情報を皆へ伝え、
もう、無闇に攻撃するなということなんでしょうかね。
するなら、その5秒を狙えと。

「チョウザ班はカカシ先生を援護
二人の敵を相手にボク以外は
ほぼ全滅したと思われます・・・」

「チョウザの所へ行け!
早く病院へ運ぶんだ
今ならまだ助かる」

涙を流し、喜ぶチョウジ・・・

「カカシ先生は!?」

「・・・・・・・」

それに対する返事はなく・・・

「・・・・・・・」

その意味を感じるチョウジ・・・

「早く行け
チョウジ」

綱手のカツユの能力は本当に凄いと思います。
だって、ミニカツユは、たくさんたくさん分裂して、
里の怪我人について、治療も出来るし、その人の状態も分かるし。
敵の攻撃からバリアみたいに、守ることも出来るし、
通信だって出来るんですよ!
凄すぎるよ!綱手!

「こちらカツユ28号、チョウザは意識を失っているものの、
身体に大きな損傷はありません。すぐに、病院で治療すれば助かります!」
とか、言ってるんだよ!

でもね、この術ってもの凄い繊細なチャクラコントロールが必要だと思うんですよね。
これだけのことをするんですから、綱手一人のチャクラじゃ足りないでしょう。きっと。
だから、暗部も護衛だけじゃなくて、もしかしたら、チャクラとかも綱手に注ぎ込んでいるのかもしれないですよね。
それに、いまだかつて経験したことのない大規模な攻撃を食らっているんですから。
あの〜ですね。何が言いたいのかと言うと、綱手も相当パニくっているって思うんですよ。
次から次へと、報告が入り、そして、新たな命令を下す。
だから、多少の混乱はあっても仕方ないのよ。
綱手が得たカカシの情報は、まだ途中なんです!!!

「こちらカツユ4号、カカシはチャクラ切れにより、心肺停止状態。
只今、心臓マッサージとチャクラを流していますが・・・反応は・・・
ありま・・・ガーーーピピピーーー」 
とか言ってる間に、途中で通信が途絶えちゃったとかさ。

今は、サクモパパとお話中なんですから!
すごく長いし!!!
それが、終わったら四とも話すし!!!
そして、四に追い返されて
黄泉がえるのです!!!

ま、その間にカツユ4号は、ずっとカカシの治療をしっかりしていてくれますから!
大丈夫なのです!!!


しばらくして、
カツユ4号は(←4号はカカシ御用達!)
綱手に再度通信しますから。

「こちらカツユ4号、カカシは、心臓は動き出したが、まだ意識は戻りません。
引き続き、チャクラを流しています。病院に運びますので誰か一人寄越してください」
とかね、報告が入ります!!! 絶対に!!!

お次は、検死室の地獄道ペイン。
黒いピアスをジャラっと何本も手にしている。
これを刺せば、生き返るんだろうか?
でも、新しい畜生道にはあの女の子がいるから、そんな必要はないかと思う。
ただ、あのピアスを調べられると、ペイン六道の秘密がバレてしまうのが、困るからなのか?

突然、閃光弾が爆発!
そこには、キバ親子が!

さらに、小南の折紙を剥がして、食っている虫!虫!虫!
こちらは、油女一族!
シノ親子&二人の計4人!

「シノ
全力で駆除するぞ」

「ああ」

シビ!カッコいい〜!!! 駆除というのがいいよ!
何気に好きなんだよ!この親子!

ガイ班は、まだ里の外にいるようです。
ガイが鳥の動きから里の異変を感じ、ネジも胸騒ぎがすると・・・
テンテンの休もうという言葉を無視して里へ帰還!


そして、ついに、ペインは火影屋敷屋上へと・・・

「お前は・・・」

「お久しぶりです綱手様・・・
三忍も今やアナタだけだ」

ペイン キター!!!!

暗部は、チョウジの外見の報告と一緒のヤツだと分かります。
綱手は、雨隠れの弥彦の顔だと分かったようです。

綱手&暗部には、カカシからの情報が伝わっていますから、
5秒もあれば、綱手の怪力でペインをボコボコにできるでしょう!
それに、綱手には創造再生もありますからね、
ちょっとやそっとでは死なないし!
それに、ガイ班だって、まずは、里に入って、この惨状を見たら、
まずは、指令を受けに、火影のところに来るでしょうから!

綱手vsペインは、綱手の勝利を確信しています!
もしかしたら、綱手&ガイ班になるかもしれないし!
綱手には、やるべきことが残ってるからね〜!
(もちろん、カカシを蘇生させること)

そして、それぞれのペインと親子班、ガイ班、木ノ葉丸の戦いも楽しみですね!

次号は、そろそろ、カカシのすごい長い話が聞けるかな?


                                                           2008/12/12

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